2024-06-16
6月14日(金)キュビズム展
京セラ美術館で開催されているキュビズム展に行ってきた。
パリのポンピドゥーセンター(当時の大統領の名前を冠しているらしい)の所蔵品を中心とした展示。
キュビズムの大型展示は50年ぶりだそうだけど、作品のみならずキュビズム運動全体を紹介する良い展示だった。当時の展示会の写真があったり、キュビズム運動がその時代どのように受け止められていたかを、雑誌イラストレーションの風刺画を通して紹介したりなど。キャプションの量も多すぎず少なすぎず、満足した気持ちで帰ってきた。いかに飽きさせず興味を持ったまま出口まで誘導するか、学芸員さんの工夫があちこちに隠れているのでしょう。
フアン・グリスの「本」 Juan Gris/ The Book ポンピドゥーセンター蔵
小さな作品だったけど、なんだか惹かれた。
左はブリキの水差しかな?ベコベコしている感じがよく出ていた。