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2025-04-30

4月30日(水)

日々更新しますと言っておきながら、桜が咲いて散って、新緑の季節になり、5月になろうとしています。もうすぐ立夏です。

4月はめまぐるしく過ぎていきました。
子が風邪をひいたりしたのもあるけど、展示会『パレスチナ あたたかい家in松戸』に向けて準備を進めていたのでして、ショート漫画「パレスチナに行ってきた話」の制作に随分時間をとりました。わずか8ページなのだけど、漫画を作るのって大変ですね…。(印刷物まで仕上げたのは、ほとんどこれが初めて。)おおまかなストーリーやコマ割りを考えて、セリフを入れて…。気の遠くなるような作業。改めて、漫画家さんのすごさを思い知りました。

私がパレスチナを訪れたのは、コロナウイルスはおろか、ガザ侵攻も始まる前の2019年のこと。
当時はまだ穏やかといえる雰囲気だったけれど、それでも、侵略の傷跡はそこかしこに存在していて、友人家族からもいろんな話を聞きました。スペースの関係で、残念ながら漫画には描けなかった話がたくさんあります。

2019年当時でもパレスチナを訪れることはハードルが高いことだったし、私は本当に幸運でした。そんな私に何が描けるだろう?といろいろ考えましたが、結局、見たもの感じたものをそのまま描くことにしました。
パレスチナの人々の暮らしや、食について。そこに、友人から聞いた現在の現地の様子もいくつか加えました。

制作にあたり、友人と何度もやりとりを交わしました。連絡をするたびに、刻一刻と状況が変わっていて(近所で兵士による強盗があったり、知り合いが出張先のイスラエルからなかなか帰国しない…など)心配でなりません。

この状況に、いつどうやって決着をつけられるのか。
私には見守ることと寄付することくらいしかできませんが、またいつかもう一度、平和になったパレスチナを訪れたい。その日が一日も早く来ることを願っています。

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漫画「パレスチナに行ってきた話」。
展示会『パレスチナ あたたかい家in松戸』にて配布スタートします!その後も全国の書店さんに置いていただけるよう準備中です。

私はレモンに扮してます。友人の実家の庭に植えられていた、レモンの木がモチーフ。